ブライダルちとせから彼女の見方が変わった話
どうも、デレマスではちとちよと凛と飛鳥が担当のアスクです
今回のちとせの特訓コミュや劇場ワイドなどを見ていくと、一見すると強く見える彼女も普通の女の子であり、(おそらく)不安を抱えながらも千夜ちゃんのためにずっと活動し続けていた、という印象を抱き、ちとせの普段は見せない必死さとか弱さが垣間見えたような気がしました。今回はどこを見てそう感じたか、ということをつらつら綴っていこうと思います。(限定ちとせのセリフバレ等があります)
強くないと認めるちとせ
いきなりではあるんですが言ってしまうと親愛度MAXセリフでストレートに言ってるんですよね、自分は強くないって…
強くない、というのが私が考えてるような精神性のニュアンスではなくて単に体が弱いことを言っている可能性もあるのですが、特訓前の信愛度セリフでも、
強がりも嘘っぽいかな。って言うのは普段意識して自分を強く見せている事の裏返しのように見えます。
「何年も忙しかった」というのはずっと一人で短いと思い込んでた寿命の中で千夜ちゃんのことなんとかしてあげようと思ってたけど、一人ではどうにも「僕ちゃん」じゃなくしてあげられなくて、そんな状態が長く続いてたことを感じさせます。
陰で努力するちとせ
多分こういった「目的のために自分に何かをする」といった描写はちとせには無かったような気がするのですが、(この記事を書いてる時にコミュ等を全部おさらいしているわけではないため見落としはあるかもしれません)仕事の為にエステに通う、スタイルを保つ為に努力が必要であると仄めかす、というのは未来の事を見据えるようになったという変化の一つとも考えられそうです。今が楽しければいいといったスタイルのままだったらこんな事はしないと思うので。
同僚のアイドルやP以外との対応は
同時に更新されたメモリアル3と劇場ワイドから、彼女が普段他人に対してどう振舞うのかが垣間見えるのですが、
メモリアル3でカメラマンを試すような事を言ったり、劇場ワイドの衣装スタッフさんが居る間決してはしゃがなかったり(スタッフさんがわざわざ「はしゃいだりしないのね」と思ってる吹き出しを入れたのは3ページ目との対比を強調させるためだと思ってます)、とスタッフの方達に対しては割と意識して作ったキャラを出しているように見えます。ただ鏡に映った自分の姿を見て少し見とれてしまって次のコマのセリフに間が空いてるのを見るとちとせが「…あはっ」て言うときは想定外の事が起こって反応が遅れたのを少し誤魔化すような時なのかなって思います。
自信を持ったちとせ
ここからは正直妄想の域なんですが、今までのちとせは千夜ちゃんとの主従ごっこの延長線上にあるお嬢様(吸血鬼)キャラという仮面を被った上での
いわば強者の振舞いであったけれど、
プロデューサーに千夜ちゃんとともに灯を灯された結果、彼女は心の底から自分の力を信じることが出来るようになった
マットは忘れてください…忘れろ
結局のところちとせの体の問題は全然解決してないとは思うのですが、それでも彼女が未来を見据え、自分と向き合いながら飛び立っていくことが出来たのだからハッピーエンドを迎えることが出来るのではないでしょうか?
ここまで読み込んだ結果として僕自身はちとせが千夜ちゃんを遺して消えていく類の展開は自分では考えられなくなりました。(まあ前述した通りちとせの体の問題は何も解決してないので後ろから刺される可能性も普通にあるのは分かってるので全部受け入れられなくなったとかそういうことはないです)(めんどくさいオタク)
余談
ちょうどデレぽで加蓮と絡みがあったので言及すると、ちとせと加蓮の違いは加蓮が完全に病気を克服したのに対してちとせは現在進行形で体が弱く(病気かどうかは分からないのでこういう書き方にしておきます)恐らくは完全に克服することはないだろうと思っています。コンビニには行けないことを残念がったりジャンクフードを食べたくなるのは彼女の「お嬢さま」ではない数少ない「素」なのかもしれないですね。
自分と不条理な世界と戦い続けながら、アイドルとして輝こうとする彼女に幸あれ