アスクノート

自分がやってるゲームについて語るだけのブログ

あさき「生きてこそ」と夢見りあむ、白雪千夜、白菊ほたる

あさきの曲でアイマスを語る怪文書シリーズ第二弾(続いてしまった)

 

今回はまたもやアルバム天庭より「生きてこそ」をこの3人に歌わせたらどういうパート分けになるかというのをやっていきます

 

個人的な解釈として

りあむ→チヤホヤされたい=愛がほしい

千夜→天涯孤独、自分の価値を否定している

ほたる→不幸体質で忌み嫌われていた

という要素からこの3人を合わせるとこの曲で語られている「彼のひと」に近いのではないか?というのがこの怪文書を書くに至った経緯です歌詞写して名前書いてるだけだけどな?

 


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「千変し 万化し」

「枯れてなお」

「ちぎれちぎれもたかだかと その川聊かの瑕瑾なく」

「すりすりと擦れ合ふ すりすり すりすり」

「枯れてなお 枯れてなお」

「この川の どこへ行く いづくより 生れて いづこ」

「ねんねこに沈み 弾け飛び びゅっびゅ」

 

「遮るもの無き名月 はんなり 
  立派なおべべに赤帯垂らして   
  恥じらうことなく山から川へと  
  ころころ 転んで        
  みんみんの声 届けてくれたのさ」 

 

「ぴょんぴょん跳んではそうぞうしいが
  ぴんとひらめいた かしこい彼は言う」

「大きな声ではいえないけれど
  小さな声では聞こえませんの!あっはっは!」

 

「こうして毎日
  呼吸も忘れて身とも影ともつかずが重畳
  そこから わんさと 子を積む 山車出て
  厳粛に おごそかに 真っ赤な橋脚 垂直に(のぼる!)

  いいかい諸君よ わたしは高きを恐れず進み
  汚いものを無くそうと思うのだが

  どうか!」


「どこからか 鉄をこすりあわせた音のような
  不愉快な音が聞こえる」

「前から後ろから聞こえる

  天と地の和解の証なのだろう
  そう思いたい」

「遮るもの無き少年 ころころ
  立派なおべべに赤帯垂らして
  恥じらうことなく 袖から袖へと」
、ほ「ころころ ころころ ころころ ころころ 

    ころころ ころころ ころころ!」

「大きな声ではいえないけれど
  小さな声では聞こえませんな!」

「ちがいない!」「ちがいない!」 「「くるくるくるくる」」

 

3人「子を棄つる藪は在れど 身を捨つる藪は無し」

 

「月蝕は刻々とすすんでいる」

「夜蝉が鳴いている」

「死にたくはなしと鳴き叫んでいる」

「屍には落葉が積もり」

「川となり 海となる」

「すべては千変し 万化し
  その輪郭をぼかしながら」

「天高く透く一片の雲に過ぎず」

 

三人「嗚呼 だが生きてこそ」

 

「呪われた 鬼の子供と呼ばれ
「篝火の影絵となりて」

「それでも
  諸手かざして
  蒼天の縷々を綴る」

「望まれずに生まれて
  愛を知らず枯れていく
  

  愛を
  誰か彼に愛を」

 

「枯れてなお」

 

「言われていたのだ!」 「言われていたのだ!」 「言われていたのだ!」

(以下この部分は入れないと話が伝わらないと思った歌唱されてない歌詞)

彼は呪われた子であり!
全くもって○○○である!

実際

彼に価値はない!
彼には何の価値もない!
彼の存在を喜ぶ者もいない!
彼は圧倒的にひとりだ!
彼の周りには誰もいない!
彼にはまるで希望がない!
微塵の可能性もない!

そうだ彼は無意味だ!

無意味で無価値で無様で滑稽だ!

絶望的だ!

本当にわらえるだろう!
おわらいぐさだ おわらいぐさ!
わらえるぞ あいつを見てみろ
みんな! 見ろ! みんな! あやつを見てみろ!
わらえるぞ わっはっは ああ わらえる
わらえるわらえるわらえてしかたがない

 (未歌唱部おわり)

 

「目を開く ひと」
しんがりで吊る ひと」
「正覚とすがる ひと」

三人「我執に喰われ 枯れていく ひと」

 

千「気がつくと誰も居ない」
「あれほどの騒ぎが嘘のようだ」

「ただ
  夜空の中心で凍りつく
  透明な川の 純朴なせせらぎだけが聞こえる」

 

「千変し 万化し」

「枯れてなお」

「ちぎれちぎれもたかだかと その川聊かの瑕瑾なく」

「すりすりと擦れ合ふ すりすり すりすり」

「枯れてなお 枯れてなお」


「そこに何の意味があろうか

  もうここには誰もいない」

 

「おぼろげに朧の橋を渡っていると」
「宙を呼ぶ声が聞こえる」

「宿報である と言う叫びだ」

「その声は次第に験仏の代弁として 眼下」

「月光あまねし大河を ひた流れる現未と結び」

「灼熱の虹へと姿を変えていく」

 

三人「いずくより ああ 生れて いずこ」


「天つ日の不請の清く
  彼のひとの間をすり抜ける」
「あまりにも まぶしすぎて
  誰も 気がつくことは無い」

 

「呪われた鬼の子供は澱み
  日輪の大つぶに揺れながら
  流れ木の鎖りをれかへる
  塞きる六識の縷々と綴る」

 

「今日も生きてこそ
  明日も生きてこそ」
「枯れてなお
  影の地につきささる」
「灼熱のたばしり朽ちてなお」

 

「いいか 

  小さなものも
  大きなものも

  皆

  必ず

  救われない

  絶望的だ」

 

三人「この川の どこへ行く いづくより 生れて いづこ」

 

  

 

???「俺だけは お前を 愛してやるぞ

    あいしてやる」 

 

 

あとがき

 

(いいねされた数だけ)自分の好きな歌の歌詞にアイドルの名前を添える、みたいなタグがあったと思うのですが私のツイートに誰がいいねすんだ、いいねされたところで140字に収まらんのじゃい!というのがあってせっかくだから全部書いちゃえってなってでもこの曲(というか天庭の曲大体全部)実際に歌唱されている歌詞がブックレットに書いてある歌詞の一部でしかないみたいな感じなのでどうしたものかと思ってまあでも何かの間違いで曲だけ聴く機会があるかもしれないと思ってとりあえず歌唱部に限ってパート分けをやってみました 普通にしんどかった

 

簡単にこの歌について自分がどう読んだかを垂れ流すと呪われた鬼の子である「彼のひと」が人々の注目を集めるべく色々と騒ぎを起こすものの災厄を起こしてしまい、最終的には仏罰として灼熱の太陽に焼かれて「天の庭」に辿り着くというような感じだと思っているのだけど本当のところどうなのかよくわかりません…

 

ほたるは不幸にもめげない強さがあるので「枯れてなお」という歌詞を優先的に振るようにしてた、ほたるの「谷底に咲く花は」を意識して「蒼天の縷々を綴る」を当てた。呪われた鬼の子(彼のひと)が具体的にどうして忌み嫌われているのかは未歌唱部分を読んでも分からないものの他者に影響を及ぼすほどの不幸ならば呪いと呼ばれかねないかな…という解釈

 

千夜は枯れた花は咲かないってスタンスだし「枯れてなお」には合わせにくかった(意外と無価値云々は歌唱部の歌詞に少なかった)でもどこか漂わせる気品や何気に自己主張するところから「ちぎれちぎれもたかだかと その川聊かの瑕瑾なく」を当て、ちとせという華やかな人を支えたいというところから「篝火の影絵となりて」を当てた。あとは状況描写的な部分を読ませるのが合いそうだった 最後の部分、千夜ちゃんなら素でも言いそう…

 

りあむは発言が炎上しがちという要素から「彼のひと」が発してると思しき序盤の歌詞を全部振った、灼熱の虹は炎上の暗喩じゃないぞ「今日も生きてこそ 明日も生きてこそ」はりあむだからこそ言えるような気がする ザコメンタルとは言いつつもまいっか!で済ませがちだし ハイスピードでものごとが移り行くネットに生きるところから「千変し万化し」を当てた ぴぎゃり声を上げても違和感が無さそう

 

一番最後の歌詞のパートを???にしたのはこの3人ではない人に言って欲しかったからです 愛の深いあの人に…(歌詞改変しようと思ったけど流石にやめた)

 

デレマスとは関係ないけどゾンビランドサガの源さくら辺りもこの曲の要素で語れる気がする 記憶を無くして前向きになれてたのに自分の真実(これまた不幸体質であるが)に気が付いてしまって腐る辺りとか

 

ところでKeyコラボの某曲の歌い分け聞いてて思ったけどこういうのって細かいセリフ単位で分けるもんじゃないのでは…?まあそうなると声的に朗読調のパートが千夜、ぴぎゃり声パートがりあむ、その他コーラス等がほたるって感じになっちゃうんですけどね

 

この曲の歌詞を関口女史に朗読して欲しい

 

次回はシャニマスのプロデューサー(プレイヤーの事ではない)と『愛のかたち 幸せのかたち』について語ろうと思います

 

しあわせ~